KYOTO SHINKYOGOKU TERAMACHI
新京極&寺町京極のショップがわかるマップ


このマップ(地図。案内図)は新京極と寺町京極の2本の商店街をひとつのマップに収めたもので、旅行前や練り歩き中にも便利に使えます。

京都四条から三条の中間に南北に走る「新京極」は修学旅行やインバウンド(外国人旅行客)の人気スポットととして定着してきました。しかし最近ではその西側に平行して南北に通ずる「寺町通」の進展も目を見張るものがあります。寺町通は新京極より更に南北に伸びていますが、三条通と四条通の間のエリアを「寺町京極」と呼び、新京極と共に観光客の人気スポットとなっています。

一般的は交通の便では、阪急京都線「四条」駅下車、新京極方面案内出口9番より地上に出る方法と、地下鉄東西線「京都市役所前」下車、寺町通方面案内出口から寺町通を南下する方法です。

新京極&寺町京極は家族向け都市型の歓楽・観光商店街として最強の地のひとつ

修学旅行の訪問先として新京極に注目し始めたのは1967年頃に遡り、実験的に東京都渋谷区の区立中学校の修学旅行生が訪れた際は昼間の新京極は殆どシャッターが閉まっていたという有様でした。あれからもう半世紀を経て隣の寺町京極と共に東京の浅草、竹下通り神奈川県鎌倉市の小町通り同様の人気スポットになりました。



こちらが最強と言えるのは、ファッション系店舗、観光・伝統土産店舗、映画館ゲーセン施設、各種飲食店舗など全てが充実しているということです。 竹下通りはファッション系とスイーツちょい食系だけと言えるくらいで、映画遊戯場は設けられない環境のため、歓楽街ではない。浅草は遊戯観劇施設と伝統品販売店が豊富だがファッション系店舗に弱い。鎌倉もファッション系に弱く、そもそも歓楽街でもない。しかし新京極と寺町京極にはその全てが充実しているという事です。



ここには歓楽街としては欠かせない上映施設が株式会社松竹マルチプレックスシアターズ運営のMOVIXという12スクリーンのシネコンツインビルにより存在たらしめています。これらは新京極と寺町京極の二本の長いアーケード街があるからこそ成功したとも言えます。(二本足すと優に1キロは越えます)ちなみに浅草仲見世は夏場に日除けが掛けられますが、原宿竹下通りや、鎌倉小町通りにはアーケードはなく、当然雨には弱いです。

中高生の修学旅行、教育旅行でここにつくと何を買う?親御さんは親戚に配るならそれなりのものを買うのがよい。はて、大人が喜びそうな物は何か?その一例をご紹介しておきまひょ。



永楽屋
昆布や茸(きのこ)、粒山椒に蕗(ふき)などの佃煮(つくだに)そして塩吹昆布は実に渋い!ご飯のおともに最適。生菓子としては品名「みかさ」といういわゆるどら焼きに大福餅に大判おはぎあたりもおススメ。他にも多種あり。

美やこ
和雑貨京みやげ。綿100%の風呂敷は良い。お風呂で使うのではありません。包むという実用のみならず、何かに被せておくだけでも実用性がある。柄が多いのでよく選ぶべし。また京風のポーチもお店のイチオシ。女の子だけでなくおばちゃんも気に入る。

西谷堂
京の丁稚羊羹(でっちようかん)がウリだが羊羹の甘さには好き好きがあるので好みの人がいればおススメ。丁稚が読めない人が多いので最近では平仮名表記にしてるようだ。うす甘なっとうもあるがこれもかなり甘い系。
当サイトでイチオシは金鍔(きんつば)の詰め合わせの「ぐーどすえ」。ただ甘いのではなく、松の実、栗、胡桃(くるみ)、ピーカンナッツ、アーモンドなどをトッピングした味わい深いもの。ばら売りだと1ヶ108円なので観光地としてはお安い。きんつばの味がよくわからない人は一度食べて見るとよい。

おたべ
京都銘菓で「生八つ橋」には種類がいろいろあるが、八つ橋系は味が強いので好みが分かれる。たしかに「つぶあんいり生八つ橋おたべ」は魅力があるが、焼いた八つ橋を砕いてチョコに混ぜた「八つ橋クランチ」なるものも良いかも。他にケーキやサブレ、宇治抹茶と豆乳を使用した「京ばあむショコラ」がありこっちの方が一般受けには良さそう。

寛永堂
薄焼きせんべいにクリームを挟んだいわゆるゴーフレット「宮乃月」があり、鎌倉半月ゴーフレットに近いお菓子。せんべいと言うが米粉ではなく勿論小麦から出来ている。 抹茶と和三盆があり、また違うテイストが楽しめる。
「黒豆茶やわらぎ羹」は夏季限定らしいが、水ようかんの類に入るが独特の香ばしい風味を楽しめる。「大納言清澄」は大納言小豆を寒天で包んだもの。寒天で覆われているので口当たりがあっさりで、噛むと小豆の餡が口に広がる。

大沢袋物店
袋物のお店だが色々京風雑貨を扱っている。修学旅行生が自分で使いたいならストラップ& キーホルダーが良いかも。だが携帯からスマホに変わって販売個数は落ちているがバッグに付けるには良いだろう。また、がま口やお箸はどの年齢にも喜ばれる。絵皿も良いが結局どこにも飾れないという場合も考えられ、むしろ暖簾(のれん)が良さそう。ドアだけでなく窓や壁に垂らしても絵になる。

カワウソに会えるお店:LOUTREルートル
カワウソをお土産には出来ないが、ここに寄れば話の種(土産)には出来る。 店名LOUTREルートルは仏語でカワウソのことだが蛇足だが仏語の実際の発音はかなり違っていて「ルト」だけの方が近いかも。
それでもってワンドリンク付きで一時間2000円と少々お高めだがかなりのレア体験だしショップとして経費が掛かるので仕方ない。場所は路面店ではなく、ろっくんプラザ近くサンドラッグ向かいの舟木ビルの2F。来店の際はどんな種類の小動物カフェでも小動物にストレスを与えないようにしまひょ。

風呂敷はいいぞ!
風呂敷が全く分からない人もいる時代、簡単に言うと大きなハンカチだ。でもハンカチより生地が厚くてしっかりしている。だからいろいろな物を包んで縛って持って行ける。しかも使ってないときは畳んでどこにでも仕舞える。これはバッグでは出来ないことだ。
修学旅行・教育旅行などで「風呂敷包み方体験:教室(一枚持ち帰り)」をする学校もある。そこで気に入ったらお土産として別に購入するのも良い。アイテムとして金具部分が無いので壊れにくく(この場合破けるかほころびるか)上質のものであれば一生使える。自分で使ってもお土産として渡しても良い。



先斗町(ぽんとちょう)
そして時間の余裕があればここを見学するのもよい。四条通に出て鴨川方面へ歩き、鴨川の 直ぐ手前にある細い通りだ。ここは主に夕方から様々な飲食店がオープンするので、日中なら 酔っ払い客に遭遇することも無く見物出来る。通りすがるだけでよい、ここに京都の古い文化を感じる事が出来るのだ。



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